10月22日から開催してきました、長野県小諸市の文化・芸術・食をめぐり歩くまちなか回遊イベント「こもろ浪漫2022秋」が、えびす講の最終日である11月20日をもちまして、終了いたしました。
期間中にご参加いただいた皆さま、ご協力いただいた寺社、店舗、施設の皆さま、誠にありがとうございました。
早いもので、昨年の秋にはじめたこもろ浪漫も1年を迎え、秋、春と計3回開催することができました。
回を重ねるごとに、サイトやSNSを見て来られた遠方の参加者が増えてきており、こもろ浪漫の認知度があがってきていることが実感できる回となりました。
宮司さん、住職さんの想いが現れ、様々な新たな取り組みを行うことができました。
恒例のガイドツアーは、当初は小諸市内の方の参加が多かったのですが、遠方からいらっしゃる方が増えています。
回転式のオリジナルスタンプ「輪印(りんいん)」を目的に参加される方が増えており、お寺の住職さんも多くの方が寺に見えるようになったと実感されたようです。
今回は、小諸唱歌を題材に輪印を制作しましたが、描かれている内容に関し意味や説明が欲しいという感想をいただきました。
集めるのが目的ではなく内容を理解されたいという参加者の思いに製作現場としては嬉しい気持ちになりました。
次回は解説する場もしくはツールを検討させていただきます。
また、今回始めて参加していただいた菱野健功神社
2回目となる「こものみ市」は、前回の2寺から4寺に拡大しての開催となりました。
前回を大きく上回る585名の来場があり、来場された方の殆どが市外や、山梨や東京、神奈川と遠方の方が来場されるという結果に驚きました。
4寺をつなぐスマートカートも運行し、多くの方が旧北国街道を歩く姿が見受けられ、マチナカが賑やかになるひとときでした。
成就寺では、子ども店長が出店するとともに、住職によるお手製の射的場が開設し、多くの親子連れで賑わいました。
4寺で開催したこともあり、回遊性が高まったものの、ゆっくりお寺で時間を過ごす機会が減ってしまい飲食店を楽しむ方が少なかったため、開催期間や各寺のコンセプトをもたせるなど考えていきます。
新たな試みとして開催した「寺カフェ」。
平日開催にも関わらず30名を超える来場者があり、庭や本堂を見ながら珈琲をいただいたり、来場者同士語り合うなど、お寺の本来の役割でもあったコミュニケーションの場になったことを実感できるイベントとなりました。
今回、珈琲を提供していただいた彩本堂さんは、もともとお寺で店を開業したかったという夢をお聞きしていたことから、事務局として浪漫を提供できるのではと考えご依頼させていただきました。
オトヒカリさんのビーガンおやつとともに、来場者には心を開き、感じることに集中できる時間を提供できたのではないでしょうか。
改めまして、ご参加いただいた皆さま、ご協力いただいた皆さまに感謝申し上げます。
また、スタッフが少ない事務局である企画屋かざあなですが、こものみ市においてトラブルなく運営できたのも小諸商工会議所青年部の皆さんに色々とお手伝いいただいたからこそと思っています。
こもろ浪漫を一緒に運営したい、お手伝いしたい、お寺さんで何かしたいという方、興味がある方はお声掛けいただけると嬉しいです。
次回は春の開催を予定しています。
また皆さまに楽しんでいただけるよう、さまざまな企画を検討中です。
企画段階でポロポロと情報をこぼしていきますので
どうぞ楽しみにお待ちください!