長野県小諸市において、本サイトを運営する企画屋かざあなが企画及び事務局を務めます『小諸市の文化・芸術・食をめぐり歩くまちなか回遊イベント「こもろ浪漫」』を10月16日(土)~11月21日(日)に開催いたします。
また、本イベントの特別企画として、わしのねりプロジェクトでも進めてました「トラベルノート小諸万覚帖」を制作いたしました。
<関連プロジェクト:わしのねり>
文豪島崎藤村が原稿を書くにあたって、小諸に今でもある創業160年の老舗「大和屋紙店」から、小諸に近い信州の内山でつくられた障子紙を切った紙を購入し原稿用紙として使っていました。島崎藤村が使っていた内山障子紙に、感じた記憶や訪れた地の軌跡として、御朱印やショップカード、資料などを綴って欲しいという思いから作られたものです。
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昨年から続く新型コロナウイルス感染拡大の影響により、大人から子どもまで長期間にわたる外出自粛を求められてきました。全国的な緊急事態宣言が解除されたとはいえ、まだまだ遠出を敬遠する方も多いのではないでしょうか。
そこで、遠出がしにくい今だからこそ、改めて地元の魅力を再発見していただきたいとの想いから、小諸マチナカ回遊プロジェクト実行委員会では、北国街道最初の宿場町として栄えた小諸市のまちなかを回遊するイベントを企画いたしました。
小諸市や旧北国街道沿いの寺社、店舗、施設にご協力いただき、魅力的なスポットを歩いて回るウォーキングマップを作成。約2時間半のコースで、さまざまな文化や歴史、自然が融合した「こもろ浪漫」に触れることができます。
ゴール地点「与良館(よらかん)」にて、回遊で感じたことを一句詠んだり、アンケートにお答えいただいた方に粗品をプレゼントいたします。
浅間山の麓にある小諸宿は、小諸城を中心とする城下町に宿場の機能が備わったことで大きく発展を遂げました。小諸城は城郭が城下町よりも低い場所に位置する日本唯一と言われる「穴城」で、城を取り囲むように城下町と自然風景を残すための多くの寺社が配置されています。
また、旧北国街道沿いには、江戸、明治、大正、昭和の多くの建築物が混在し、近年では小諸に魅了された移住者や若い方が、既存の建物を活用して飲食店を開業するなど、新たな息吹も感じられます。
雄大な自然に囲まれ、上質な文化を育んできた小諸は、多くの文化人や芸術家の感性も魅了してきました。長野県出身の文豪 島崎藤村は自然や生活の様子を新鮮な感覚でとらえ、優れた作品を残しています。近代の俳人として名高く、生涯20万句を超える俳句を詠んだとされる高濱虚子も、小諸の風土に接し、新たな世界を現出しました。
地元の人ほど、なかなかその土地にある貴重な名所を訪れる機会がないもの。10月の中旬は、小諸城址の美しい紅葉も始まる頃です。自粛生活の気分転換にぜひお出掛けください。
■まちなか回遊イベント「こもろ浪漫」 概要
季節を感じながら、旧北国街道沿いの寺社や店舗、記念館などを歩いてめぐります。
イベント開催期間中には、島崎藤村が原稿用紙に使用していた内山障子紙を使った「トラベルノート万覚帖」や、ドリンク・軽食付スターターキットの販売のほか、ガイドツアー、宿泊企画等の特別企画も開催いたします。
<開催期間>
2021年10月16日(土)~11月21日(日)
<参加方法>
小諸駅前の小諸駅のまどまたは小諸市観光案内所で「こもろ浪漫マップ」を受け取り、ご参加ください。
<参加費>
無料※一部入場料がかかる場所があります。
<主催>
小諸マチナカ回遊プロジェクト実行委員会
<企画・協力>
与良館、旧北国街道沿いの各寺社・各店舗
<事務局>
株式会社URリンケージ、企画屋かざあな