島崎藤村が原稿用紙となる内山障子紙
を買い求めに来た、たくさんの和紙が揃っている紙店
安政4年(1857年)創業の老舗紙店。
江戸時代の佇まいを残す、旧北国街道沿いでも最も古い商家の一軒です。元は呉服屋さんだったため、店内の什器には古道具の棚や箪笥も使用されています。
文豪 島崎藤村も原稿用紙を買い求めに通っていました。藤村は奥信濃で深い雪の上に晒して作られる「内山障子紙」を原稿用紙として使用していたといいます。当時の購買記録が記された大福帳が藤村記念館に展示されています。
現在は100種類を超える和紙のほか、藤村が使用していた内山障子紙使った「小諸万覚帖」や、さまざまな御朱印帳など、まち歩きのお供になる帳面なども販売しています。