大木の間を、朝日が差し込む神秘的な風景を見せ
雷電為右衛門が相撲を取った土俵のある神社
慶長13年(1608年)に、初代小諸藩主 仙石久秀が小諸城の守護神として中山道八幡神社を勧進し創建したと伝えられています。
譽田別命(ほんたわけのみこと)を祀り、開拓の神、子育ての神として「八幡さま」の名前で古くから親しまれてきました。
元禄4年(1691年)に当時の藩主 松平乗紀の命により始めたとされる「小諸八幡宮八朔(はっさく)相撲」は、小諸市重要無形民俗文化財に指定されています。
旧暦の八月朔日(一日)に行われていることから「八朔」と呼ばれ、現在は毎年9月の第一日曜日に開催されます。
6歳~14歳までの子どもたちが立派な化粧まわしをつけて町内を練り歩き、土俵入りを披露した後、熱い取り組みが行われます。
土俵は円が二重になった「蛇の目の辻」という珍しい形をしており、江戸時代の伝説の力士 雷電為右衛門もここで相撲を取っていました。