明治から昭和まで長く活躍した近代俳句の巨匠、高浜虚子の記念館。
虚子は生涯にわたり二十万句を超える俳句作品、小説、写生文などさまざまな文学作品を残し、多くの作家の育成にも努めました。
昭和19年に太平洋戦争の戦火を避けて小諸に疎開。
小諸で暮らした約4年間、小諸の人びとや豊かな自然に触れ、新たな躍動を見せた詩世界は「小諸時代」とも呼ばれています。
小諸高浜虚子記念館には、この小諸時代の貴重な作品や資料が展示されているほか、当時の姿のまま保存されている虚子の旧宅「虚子庵」も見ることができます。