樹高20mに及ぶケヤキの大木に見守られ
小諸を代表する夏の祭り「健速神社 例大祭(小諸祇園祭り)」が開催される神社
平安時代創建の荒神と呼ばれる健速須佐之男命(たけはやすさのおのみこと)を祀る神社。延宝3年(1675年)に現在地に遷座し、歴代の小諸藩主からも崇敬されてきました。
かつては「祇園宮」と称していましたが、明治元年(1868年)の神仏分離令により、現在の社号に改められました。
健速神社の例大祭「小諸祇園祭」は、小諸を代表する夏のお祭りです。
厄払いの神様としても信仰されている須佐之男命を祀った暴れ神輿を、神社の氏子である、本町・田町・六供に住む36人の男性が担いで一帯を練り歩きます。
神社の拝殿から700kgを超える重さのお神輿を担いで階段を駆け降りたり、神輿を回しながら行われる水掛け神事など、勇ましくも荘厳な姿が特徴です。
このお祭りは小諸市の重要無形民族文化財に指定され、島崎藤村の「千曲川のスケッチ」の中にも描かれています。